乳腺摘出・子宮卵巣摘出オペ記録2016/10/11~2016/10/19
2016年10月11日〜2016年10月19日
【Yさん】
・乳腺摘出+乳頭縮小
・子宮卵巣摘出手術(内視鏡術)
【Dさん】(乳腺摘出・子宮卵巣摘出済)
・乳頭形成術
タイでの性別適合手術の記録
手術内容は違いますが、お二人をお連れしてのオペになります。
【1日目・Yさん】
スワンナプーム国際空港へ到着後、バンコクでの医師の診断書を取得する為に、提携先の別病院へスタッフと向かいました。
精神科医のドクター2名から診断書を受け取ると、スタッフと共に明日オペする予定の入院先病院バンコクホスピタルへ向かいます。病院へ到着すると、明日のオペに備えて、簡単な健康診断(血圧・レントゲン等)を受けます。
翌日のオペに備えて、深夜12時以降は絶飲食です。
アテンドの私たちも同じ病院の隣の病室に寝泊まりして常に待機しております。
【2日目・Yさん】
前日から絶飲食しているので、朝食はありません。
朝食がない分、看護師の方から点滴を繋げてもらい、水分、栄養分を点滴から摂取します。
午後から病院のドクターによるカウンセリング、カンファレンスが入り、午後3時より手術開始です。
レインボーコンサルティグでは、提携先病院より、オペ室まで入室する許可が出ております。(通常は有りえません)
それは、言葉の通じない国で、手術する患者様の不安を少しでも軽減する為です。
オペ室に入った後は、勿論全身麻酔をかけます。全身麻酔をかける際に、どこか具合が悪くなったり、急な体調の変化等にもきちんと対応できるように、患者様が麻酔で眠るまで側で通訳を実施しております。
そこから約5時間半かけて、手術が行われました。
術後は約1時間程、リカバリールーム(無菌室のような人と接しない病室)で休息をとります。
その後、麻酔から目が覚めたタイミングで個室のICU室へと運ばれます。
深夜10時頃、2階の個室のICUに移った連絡を受けお見舞いに駆けつけました。
まだ、完全に麻酔が切れている様子でなく、ウトウト昏睡している状態だったので、乾燥した口に水分を含ませてあげ、1時間程見守った後、自分たちの病室へ戻り就寝しました。
【翌朝3日目に続く・・・】